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効かないこともある?ホルモン補充という治療方法について知ろう!

2020年06月23日

更年期障害の治療法と言えばホルモン補充をする方法が筆頭に挙げられており、直接的にホルモン補充をするので女性ホルモンの減少を抑えて更年期を快適に乗り切るために役立ち、HRTと言われるホルモン補充療法がよく使用されます。その種類は豊富にあり経口薬のほかに経皮薬が用意されており、経口薬は手軽にホルモンを補えるのが特徴で、経皮薬は胃腸・肝臓への負荷を抑制できるメリットがありますが、肌に合わない場合は肌疾患が生じる可能性がある点に注意してください。

経口薬はエストロゲン単剤がよく使用されていますが、ほかにもプロゲステロン単剤や両者を合わせた治療薬があり、更年期障害の症状に合わせて使い分けていきますが、胃腸にトラブルがあるときは服用できないケースがあります。

更年期障害は卵胞ホルモンであるエストロゲンの減少が主原因ですが、生育環境や人間関係・ストレスなどのウエイトが大きく関係する場合もあるので、ホルモン補充療法だけでは効かないという人が稀にいることを認識しておきましょう。一般的にホルモン補充が優れた効果を発揮するのは、ホットフラッシュと言われるのぼせ・ほてりなどの症状であり、それ以外だと発汗や動悸などの解消に効果的ですが、一方で生活の乱れや精神の不調などによる症状には効きにくいです。

十分な効果を発揮できない場合は漢方薬や抗うつ薬・抗不安薬などを導入するケースがあり、精神神経の異常を中心に緩和していくことで心身の調和を促進し、心因性要因からくる自律神経の乱れなどを解消していきます。

更年期に突入する前から不規則な生活を続けており、更年期のタイミングで不調が増幅していった場合においてはホルモン補充があまり効かないことがあるので、このケースでは体調を整えていくための対策が中心になります。若いころから規則正しい生活を継続してきて体調に問題がなく、更年期のタイミングでさまざまな不調が発生してきた状況では、女性ホルモン分泌の減少が要因だと考えられますので、ホルモン補充療法によって症状の緩和が期待できるでしょう。

ホルモン補充療法の中で使用頻度を最も少なくできるのは貼り薬であり、1週間に2回の貼り替えでよい薬もありますので、毎日使用する経口薬や塗り薬だと使用をうっかり忘れてしまう人に適しており、近年は黄体ホルモンを含んだタイプも登場しています。どの治療薬を使用するべきかは体調や体質・薬の使用頻度などを見極めながら決めていく必要がありますので、初めて利用する場合はかかりつけ医に相談をして処方してもらい、2回目以降から個人輸入で入手するのが得策です。